Matz氏がHerokuに入社

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本日は、Herokuの歴史において非常に特別な日です ―― Rubyの作者、まつもとゆきひろ氏、Matzを、RubyのチーフアーキテクトとしてHerokuに迎えることになったのです。

ほとんどのプログラミング言語が計算効率を重視していた1993年、Matzは開発者の作業環境、満足度、生産性に重点を置いた言語を生み出したいと考えました。この考えはアジャイル(俊敏な)ソフトウェアメソドロジというトレンドに数年先立つものでした(たとえば2001年に発行されたAgile Software Manifesto)。

このユニークな考えに基づき、Matzは美しくエレガントな言語を生み出しました。この言語の熱心な支持者の数は着実に増加し、David Heinemeier Hansson氏のWebフレームワークRuby on Railsと言った後押しもあり、ここ最近で急速に広がってきました。現在Rubyはコラボレーティブな真のオープンソース環境を実現し、数百の貢献者の支援を受ける強力なコミュニティとなっています。

Matzは言語としてのRubyのデザインだけでなく最も幅広く利用されているRubyの公式実装(Matz’s Ruby Interpreter, MRI)を推し進めてきましたが、今後もHerokuで少数精鋭のRubyコアグループと共にこの活動を続けていくことになります。

Herokuは多言語プラットフォームですが(現在公式にサポートしている言語はRuby、Node.js、Clojure)、Rubyはこれまでと変わらず最も好ましい言語の1つで、そのサポートに大規模な投資を続けていきます。

私たちは、Rubyが大好きです ―― これからもMatzとそのチームにこの言語のデザインとアーキテクトの発展に必要な人的資源・物的資源を提供することで、RubyコミュニティとRubyの「大先生」である同氏に少しでも還元していくことができればと考えています。

Herokuチーム

公式プレスリリースリンク

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